1931年、豊橋市政施行25周年にあわせ竣工された、建築家・中村與資平による設計の公会堂。地上3階建ての鉄骨鉄筋コンクリート製で、大集会室の収容人員は1,524名（現在601名）、3階には貴賓室が設けられている。ロマネスク様式と思われる外観のほか、正面二階のコリント式の列柱へ続く大階段、幾何学模様のドームと鷲の彫刻を戴く二本の塔、そして3階の2連アーチ窓やエントランスを覗く丸窓にステンドグラスが特徴。この他にも、建物正面右手に設置されている、竣工当時の鷲も必見。1998年 登録有形文化財、2001年 外壁等大規模改修完了。